水源地域振興協力及び交流事業
福岡市は、水源の約3分の1を筑後川水系からの導水に依存するなど、その多くを市域外に頼っています。
このようなことから、福岡市民と水源地域の方々との相互理解、連携を深め、水源地域の振興協力及び交流による水資源の安定確保を図り、もって水道水の安定供給に寄与することを目的に実施しています。
具体的には、水源地域の小・中学校への図書カードの寄贈や、福岡市内の小学生を対象とした自然学習事業「こども水たんけん隊」の実施、水源地域における交流イベントに参加しています。
図書の寄贈
毎年、福岡市域外の7ダムを擁する水源地域の小・中学校を対象に図書カードを寄贈しています。
寄贈先の児童・生徒からは、お礼の手紙などをいただいています。
寄贈先の自治体(関連ダム)
- 久山町(久原ダム、猪野ダム)
- 糸島市(瑞梅寺ダム)
- 那珂川市(南畑ダム、脊振ダム、五ケ山ダム)
- 朝倉市(江川ダム)
- 吉野ヶ里町(五ケ山ダム)
図書カードの寄贈
こども水たんけん隊
福岡市の子どもたちが水源地域へでかけ、ダム等の水道関連施設の見学や育林作業体験、水とのふれあいなど様々な体験を通して、水源かん養林のはたらきや水の大切さについて学びます。夏休みの思い出にもなる事業です。
福岡市水道局との共催で実施しています。
こども水たんけん隊
(育林作業体験の様子)
交流イベントへの参加
水源地域の交流イベントに参加し、地域のみなさんと交流を深めています。
参加イベント
- 長谷ダム水がめまつり(福岡市東区)
- 上秋月湖水源の森づくり(朝倉市)
- 200海里の森づくり下草刈(大分県日田市中津江村) など
200海里の森づくり下草刈